ヤストシ エズミ2014年春夏コレクション
at the spring/summer 2014 Yasutoshi Ezumi fashion show
論理とグラフィックを突き詰めると建築やアートにたどり着くということなのだろうか。ヤストシ エズミ（Yasutoshi Ezumi）は2014年春夏コレクションで、ル・コルビジェのロンシャン礼拝堂など、建築からインスピレーションを得たデザインを提案した。
モノトーンの中に1つの色を入れる、ル・コルビジェの色使いを取り入れたという今回。光と影を着てしまったような黒と白、白と光る白の組み合わせ。背中にも白がのぞく。モンドリアンルックのような線と色、窓ガラスやステンドグラスから差し込む光を思わせるグラフィック。そして、建築と共存する自然の広がりを感じさせるブルーやグリーン。流れるような女性的なラインやアシメトリーなデザインと直線的で力強い線や平面、グラフィックが共存する。
光と影、モンドリアンルックとも共通する無駄をそぎ落とした構成など、建築の本質と構成要素をファッションに落とし込んだようなコレクション。
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