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Channel: FASHIONLEAKSあなたの知らないパリコレクション、パリコレ、東京コレの秘密
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2016/2017年秋冬ロイヤル チエ(ROYAL CHIE)コレクション

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2016/2017年秋冬ロイヤル チエ(ROYAL CHIE)コレクション

 2016/2017年秋冬ロイヤル チエ(ROYAL CHIE)コレクションが帝国ホテル東京で開催された。
 昨年6月から娘の今井千晶さんがロイヤルチエを展開するフタバファーの社長に就任。今井千恵さんは会長でありロイヤルチエグループの代表兼デザイナーとなるなど新体制をスタート。今年設立40周年を迎えたロイヤルチエ。
 新たなスタートとなる今シーズンはサンシャインをテーマに、フューチャリスティックなムードや若さなどをプラスし、新しいロイヤル チエをさらに強く打ち出したようなコレクションを見せた。60年代の未来派を彷彿とさせるミニドレスやノースリーブドレス、ロイヤル チエのアイコンであるモザイクを使ったデザインには太陽を思わせるイエローやゴールド、シルバーなど光や光沢のある素材をプラス。トレンドや若さを加えている。ファーのインナーにコーディネートするアイテムにもゴールドやシルバーなどの光を乗せる。
 ダメージ加工や切りっぱなしのデニム、スキニーデニムなどのカジュアルで若いデザインや、今井千恵らしい伝統的な博多織とゴージャスなファーとの対比も若さやフューチャリスティックなムードを強調している。
 新しさや未来へのチャレンジ、フューチャリスティックと自然からインスピレーションを得たデザインなどトレンドの共存したコレクションは新しいロイヤル チエを象徴しているようにも見えた。
 「今井千恵のよさを引き継ぎながら私らしさも出し、新しいことにもチャレンジしていきたい」と今井千晶さん。
 2011年から昨年まで5年間続けてきた東日本大震災支援に代わり公益法人スペシャルオリンピックス日本へのチャリティーを行うことや25周年を迎える帝国ホテル店のリニューアルなども発表された。















第49回モーダ・イタリアと第59回シューズ・フロム・イタリー7月開催

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第49回 モーダ・イタリアと第59回シューズ・フロム・イタリー7月開催
会場はベルサール渋谷ガーデンに



イタリア大使館貿易促進部は7月5日から7日の三日間、ベルサール渋谷ガーデンで第49回 モーダ・イタリア展と第59回シューズ・フロム・イタリー展を開催します。
モーダ・イタリアはイタリアファッションの総合展示会。シューズ・フロム・イタリーはミラノなど世界の主要国際見本市に先駆けて、新作やプレコレクションを紹介するものです。
会場を東京・恵比寿のウェスティンホテル東京からベルサール渋谷ガーデンに変えて初めての開催となる今回。イタリア全土から160社を超えるメーカーが出展し、レディースウエア、メンズウエア、ニットウエア、バッグ・レザーグッズ、ファッション小物、婦人靴、紳士靴などの2017年春夏コレクションを紹介します。

注意:モーダ・イタリア展とシューズ・フロム・イタリー展はバイヤーやプレスを対象にした展示商談会です。一般の方や学生は入場できません。


ゴム(gomme)2017年春夏コレクション ヴィンテージ・ミックス

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ゴム(gomme)2017年春夏コレクションヴィンテージ・ミックスを提案
 
  マキヒロシゲアトリエが展開するゴム(gomme)2017年春夏コレクションのテーマはヴィンテージ・ミックス。
 企画スタッフが変わった今シーズン。ゴムらしさとヴィンテージ感覚をミックスしたコレクションを提案している。アバンギャルドやカジュアルだけでなく、ヴィンテージ風のレースやプリントなど、古着のようなムードや懐かしさなどを組み合わせることで新しい見せ方を提案していることが今回の特徴だ。分量感とデコレーションもポイントになっている。
 「何年かに1回のあることだが、最近、古着が面白いな、何か新鮮に見えるなと思っていた。それが何なのかを探っていったのが今シーズンのコレクションにつながった。最近のファッションを見ていて、これなら古着をそのまま出してもコレクションになるのではないかという気分もあった。展示会で、バイヤーにはいつもと違う、かなり変わったとも言われた」とデザイナーの真木洋茂。
 ここ数シーズン、メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京を卒業し、パリコレクションに進出する動きも話題となっているが、90年代には東京コレクションに参加し、パリコレクションの経験もあるゴム。ここ数年、あえて変化を求めず、90年代から続く独自のスタイルを貫くことで評価を高め、ビジネスも好調だったが、80年代、90年代のアバンギャルドが再評価される中で次の展開も注目されそうだ。

2017/2018年秋冬パリコレクションは2月28日から3月8日

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2017/2018年秋冬パリコレクションは2月28日から3月8日

サンディカ(フランスオートクチュール・プレタポルテ連合協会)は2017/2018年秋冬パリコレクション(プレタポルテ)の日程を発表した。2017/2018年秋冬パリコレクションは来年2月28日から3月8日に開催される。なお、2017/2018年秋冬パリメンズコレクションは1月18日から1月22日。2017年春夏オートクチュールコレクションは1月22日から1月26日に行われる。
 
 
 

パリコレクション2017年秋冬は2月28日、2018年春夏は9月26日スタート

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パリコレクション2017年秋冬は2月28日、2018年春夏は9月26日スタート

 サンディカ(フランスオートクチュール・プレタポルテ連合協会)は来年のパリコレクションの日程を発表した。
  2017/2018年秋冬パリコレクション(プレタポルテ)は2月28日から3月8日に開催される。また、2018年春夏パリコレクションは9月26日から10月4日に行われる。今年と比べて1日違うが秋冬は2月末または3月末の火曜日から、春夏は9月末の火曜日からというスケジュールは変わらない。
 なお、一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)によれば、2017/2018年秋冬東京コレクションのメーンとなるアマゾン ファッション ウィーク東京(Amazon Fashion Week TOKYO)2017/2018年秋冬は3月20日から3月25日に開催。また、今後も早期化が加速されない場合、2018年春夏東京コレクションの中心となるアマゾン ファッション ウィーク東京2018年春夏は、10月16日から10月21日となっている。
 ここ数年パリコレクションの翌週に東京のファッション ウィークが開催されていたが、2017年春夏コレクションはパリが9月27日から10月5日、東京は10月17日から10月22日というスケジュールとなった。これによってパリから東京まで1週間以上空(あ)くようになった。東京とソウルなどアジアのファッション ウィークの1部でスケジュールがバッティングし、両方を見られないなどの問題も起きているものの、パリコレクション会期中にパリで展示会やショーを行うブランドや、パリに行くプレスやバイヤーはかなり楽な日程となっている。

モトナリ オノが2017年春夏コレクションからメンズブランド「モトナリ オノ オム」スタート

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モトナリ オノが2017年春夏コレクションからメンズブランド「モトナリ オノ オム」スタート

 「モトナリ オノ(motonari ono)」は2017年春夏コレクションから、メンズブランド「モトナリ オノ オム(motonari ono homme)」をスタートする。
  デザイナー小野原誠自身の着たい服を提案するもの。ジャケットやパンツからスエットまで、メンズのフルアイテムを展開。得意とするレースをディテールや裏地に使ったスエット、パーカーの下にチェックのインナーを重ね着しているように見えるトロンプルイユなど、レディースブランド「モトナリ オノ(motonari ono)」と同じイメージのデザインや共通する素材や柄、こだわりの付属を使ったデザインなども提案する。スーツのオーダーなどにも対応する。
 「コレクション発表の方法や見せ方から、モデルのヘアメイクや展示会のやり方、店舗展開まで、今までのファッション界のやり方とは違う独自の展開をしていこうと思っている。次の新しい展開のためにもメンズは必要だった。レディースは着られないものを作ってきたが、メンズでは昔着ていたようなものや今着たいものなどを作る。これからは自分の着る服も替わると思う」と小野原誠。今後の展開も注目されそうだ。
モトナリ オノ オム(motonari ono homme)2017年春夏コレクション
 
モトナリ オノ(motonari ono2017年春夏コレクション

 

 

雑誌ファッション力11月号 PARIS SNAP

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雑誌ファッション力11月号 PARIS SNAP

 

 

杉野学園出版部発行の雑誌ファッション力11月号(FASHION-RYOKU November 2016 Vol.33
 
17ページのPARIS SNAPで、2017年春夏パリ・コレクション会場の写真を掲載していただきました。

 

ユキ トリヰ インターナショナル2017/2018年秋冬コレクション

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ユキ トリヰ インターナショナル(YUKI TORII INTERNATIONAL)2017/2018年秋冬コレクション
東京コレクションがスタートして30年以上。そして、東京ファッション月間とさえ言われた東京コレクションが、期間を短期集中するとともに会場も集約して東京のファッション・ウィークとなって10年以上経つ。これまで、数多くのブランドがコレクションを発表してきた。
若手や中堅からもこれから東京コレクションをリードするだろうと思わせたデザイナーもたくさんいた。しかし、東京コレクションを続けてきたブランドはほとんどない。東京コレクション時代あるいは10年前のコレクション雑誌やファッション週刊誌を数冊見直してみるだけで、各シーズンの人気ブランドの多くが現在ショーやプレゼンテーション形式でコレクション発表をしていないことがわかる。あの人気ブランドやあのデザイナーは今何をしているのだろうと思うことも少なくないだろう。
東京コレクション時代から現在までショーを続けているのはヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)、ユキ トリヰ インターナショナル(YUKI TORII INTERNATIONAL)、タエ アシダ(TAE ASHIDA)などの大御所やベテラン。そして、復活組や会期外を含めても、サポート サーフェス(support surface)やまとふ(matohu)、ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)、ミントデザインズ(mintdesigns)くらいだろう。ユマコシノ(YUMA KOSHINO)、トクコ・プルミエヴォル(TOKUKO 1er VOL)も入るかもしれないが、それでも10年以上のブランドは10ブランドもない。東京コレクション時代からコレクションを続けてきた日本のブランドということで言えば、以前は東京コレクションとパリコレクションの両方で発表していたイッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)、ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)、コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)、そして、アンダーカバー(UNDEROVER)、ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン(JUNYA WATANABE COMME DES GARÇONS)、ジュンコ シマダ(JUNKO SHIMADA)、ツモリチサト(TSUMORICHISATO)、さらにパリメンズコレクションに参加しているリンシュウなど、海外のコレクションに発表の場を移したブランドの方が多くなってしまう。
東京の場合、数回で多くのブランドがショー形式での発表をやめてしまう。中には1回、2回で終わりというブランドもある。これではアイドルグループと変わらない。展示会だけで発表することが悪いとは言えないし、インターネットで発信するということではカタログや動画だけでいいという見方もできる。独自の路線を見つけたブランドやショーをしなくても売り上げを伸ばすブランド少なくない。ブランドが固定化しているパリコレクションなどと違い若手が次々に入れ替わるからいつも新しいし、それが東京の独自性という声もあるが、これではパリ、ミラノ、ニューヨークなどの世界のファッション・ウィークには並ぶとは言えないのではないか。
 
そんな中で、ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)とともに、長年にわたって東京コレクションを続けてきたのがユキ トリヰ インターナショナル(YUKI TORII INTERNATIONAL)。2017/2018年秋冬コレクションもイギリスのクラシックやノスタルジック、古着のようなムードなどのトレンドを取り入れながら、新しく、しかも鳥居ユキらしいコレクションを見せた。クラシックなチェックとトレンドのピンクなどはあくまでも軽く、若い。また、マニッシュでありながらフェミニンだ。秋冬コレクションならではのレイヤードの楽しさや素材の面白さと、まるで春夏コレクションのような軽さ、リアリティと夢の世界も共存している。そして、あるときはトレンド満載なのに鳥居ユキらしく、またあるときは安心してみていられるいつものスタイルなのにフレッシュにも見える。それはブランドの世界を確立した上で、軽い素材を使い、更に、半端丈のスカートやロング丈のスカート風パンツ、アシンメトリー、変形双子コーデ、更にスパンコールなどを使ったノスタルジートレンドとは対照的な未来的なムードのデザインまでをスタイルとして消化し、取り入れているからだ。年齢を重ねた女性のファッションが話題となったが、鳥居ユキなら国内外のそうした女性のニーズにも対応できるだろう。大御所が東京を支えてきたことを改めて思い出させたコレクションだった。
 

ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)2017/2018年秋冬コレクション

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ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)2017/2018年秋冬コレクション デカダンス-柔らかな反乱

ダリとのコラボレーションだろうか。ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)は2017/2018年秋冬コレクションでデカダンス-柔らかな反乱をテーマに、オーソドックスなフォルムに不思議な造形を加え予定調和を崩したデザインを提案した。
トップスの袖は溶かしたようにドレープを加え、フォルムを崩し、ドレスやライダースジャケットにはキャンバスのようにジョアン・ミロなどを彷彿とさせるシュルレアリスム風の絵を描く。身体の線を美しく描いたはずのドレスにも歪みを加え、クラシックなケープを切り裂く。ポスト・クラシックのひとつとしての不協和音。
画家として様々な作家とコラボレーションし、刺激を受けることで変化し、表現を広げてきたコシノヒロコ。これまでもシュルレアリスムなどからインスパイアされたデザインを発表してきたが、サルバドール・ダリの代表作のひとつである記憶の固執に登場する柔らかい時計など、アート作品からの影響を感じさせる今シーズンのコレクションは服でもダリなどのアーティストとコラボレーションしているよう。
古着がヴィンテージとして評価され、英国をテーマにしたコレクションが増えるとともに、80年代、90年代が再評価され、コシノヒロコなどのベテランや大御所の仕事も見直されている今。時空を超え相反する質感を共存させたダリをはじめとする様々なアーティストとも共通する表現やデザインが新鮮だ。常に変化していくヒロココシノ。次はどんな未来を見せてくれるのだろうか。

 

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金子國義×コシノヒロコ EROS 2017
 

 

 

 

2017/2018年ロイヤル チエ チャリティーコレクション

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2017/2018年ロイヤル チエ チャリティーコレクション
2017/2018 ROYAL CHIE CHARITY COLLECTION)華やかな赤と若さ 8月からブランド名はチエ イマイに

 

2017/2018年ロイヤル チエ チャリティーコレクション(2017/2018 ROYAL CHIE CHARITY COLLECTION)が4月20日、帝国ホテルで開催された。
鳥の羽ばたきをイメージして、「モザイク・ド・チエ フライング」と題した今回のコレクション。赤をベースにしたミンクのフード付きジャケットやコート、ケープを中心に、新色のトリトラライトを使ったロシアンセーブルのケープやコート、ジャケットなどを提案した。クラシックや英国、古着などがトレンドとして注目される中で、新色ともいえる鮮やかな赤を中心に、高貴な紫、これまでも繰り返し使用してきた桜のピンクなど、日本的な色使いが印象的だ。
また、ここ数年続いているノースリーブ、ミニドレス、ミドリフ丈、アニマル柄、異素材ドッキングなどは今回も健在。後半のロシアンセーブルやリンクスキャット、ミンクなどを使ったジャケットやコート、ケープなどにはデニムやレース、メタリックシルバーのヒールなどを合わせている。ロイヤル チエらしさと新しさや若さが共存するコレクション。
創立41年目を迎えた同ブランド。歴史に残るブランドづくりを目指し、8月からブランド名を「チエ イマイ(CHIE IMAI)」に変更することも発表した。今井千晶社長は「喜んでもらえるブランドを作りたい」と話した。
なお、チャリティーコレクションの売り上げの1部は山中伸弥教授のips細胞研究基金に寄付される。
 

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ジョウタロウ サイトウ GINZA SIX店オープン

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ジョウタロウ サイトウ GINZA SIX店オープンスイーツカフェも設置
次回2018年春夏コレクションはショー形式で発表

「着物業界にとってニュースを超える事件を起こすつもりでオープンした」(斉藤上太郎)。ジョウタロウ サイトウ(JOTARO SAITO)はGINZA SIX4階にフラッグシップショップ「ジョウタロウ サイトウ GINZA SIX店」をオープンした。店舗面積247平方メートル。シルク、デニム、ジャージなどを使った着物や帯から着物と同素材を使用したバッグや西陣織のカードケースなどの和装小物、足袋、草履、下駄(げた)、浴衣まで、ジョウタロウ サイトウのコレクションがすべて揃(そろ)っている。


これまであった絹磨×ジョウタロウ サイトウ六本木ヒルズ店の3倍の規模となる同店。ジョウタロウ バロックをコンセプトにした店内はこれまでコレクションに登場した着物や帯のテキスタイルを使った壁や天井、木工職人によるフローリングとモルタル、カーペットの組み合わせなどでブランドの世界観を表現している。

また、新業態として、店内には同ブランドとしては初めてとなるスイーツカフェも設置。墨のにじみや紫のグラデーション染色を施したカウンターや銀座の空をイメージした織物に蹴鞠イメージの木工格子を組み合わせたテーブル席で、季節のフルーツにゼリーやプリンをプラスしたオリジナルのスイーツプレート「ア・ラ・モード(1,800円から)」や、旬のフルーツにオリジナルのアイスを絡めた「パフェ(2,000円から)」、最新の着物コレクションをスイーツで表現する「コレクション(2,200円から)」などを食べることができるほか、スイーツに合うシャンパンやワイン、オリジナルのコーヒーなどを飲むこともできる。

さらに、ショップの入り口には京都本社の染工場の1画に作ったアイスバー工場で製作したというデザイナー斉藤上太プロデュースによるアイスバー(味は14種類、価格は1本500円から)を始め、ジョウタロウチョコレート、京都小川珈琲とのコラボレーションによるオリジナルブレンドのコーヒーなどテイクアウト用の商品も販売している。

東京コレクションでは毎回、着物の歴史が生み出してきた素材や柄が、オートクチュールやプレタポルテに勝るとも劣らないことを再認識させるジョウタロウ サイトウ。昨年は、来日したレディー・ガガがジョウタロウ サイトウの着物を着たことも話題となった。

2017/2018年秋冬コレクションはショーを行わずギャラリー形式での新作発表をオープン記念イベントとして約1か月行っているが斉藤上太郎は「アマゾン ファッション ウィーク東京(Amazon Fashion Week TOKYO)かきものサローネになるかはまだ決まっていないが、10月にはショー形式でコレクションを発表したい」と話している。
 

 

 

ツモリチサト(TSUMORICHISATO)2017/2018年秋冬コレクション

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ツモリチサト(TSUMORICHISATO)2017/2018年秋冬コレクション

 

ツモリチサト(TSUMORICHISATO)は2017/2018年秋冬コレクションでスペインへの旅とそのときに訪れたグッゲンハイム美術館からインスピレーションを得たデザインを提案した。


登場したのは絵の具、チューブ、音声ガイダンス用端末などをデザインやディテールに使ったコートやワンピース、ニット。それらのモチーフを使った小物。そして、アクションペインティングに立体感をプラスしたデザインやレインボーカラーなどと、トレンドである英国調やクラシックの流れを感じさせる千鳥コートなどと組み合わせる。また、古着やヴィンテージ、80年代、90年代など、今ではできない過去に価値を見いだすことがトレンドの1つとなる中で、それとは正反対の宇宙のモチーフを使ったアイテムも。


ここ数シーズン、1つのスタイルを確立しながら、自由に発想を広げているように見えるツモリチサト。旅やアートからインスピレーションを受け、空想を広げながら時代を表現する方法は、パリコレクションが夢だった80年代の王道とも言えるものだが、全体のムードやアイテムはアーティスティックであるのにカジュアルで、若く、秋冬コレクションとは思えないほど軽く見えた。

イタリア・アモーレ・ミオ!2017 5月六本木ヒルズで開催

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イタリア・アモーレ・ミオ!2017

 

車やファッションなどのイタリアブランドの展示、イタリア料理の販売や試食、コンサートなどを通してイタリアの文化と魅力を体験する日本最大級のイタリアンフェスティバルが今年も六本木で行われます。
在日イタリア商工会議所が主催するイベント「イタリア・アモーレ・ミオ!2017」が5月20日と21日の2日間、東京・六本木の六本木ヒルズで開催されます。その説明会とパーティが26日、東京・表参道のイタリアンレストランで行われ、関係者やブロガーなどが出席しました。


昨年、日本とイタリアの国交150年を記念して、六本木ヒルズで開催されたイタリア・アモーレ・ミオ!。前回はイタリアのユネスコ世界遺産や食文化を紹介するイタリア広場や、イタリアのファッションや車を展示するスペースなどのほか、布袋寅泰さんとイタリアのズッケロさんによるパフォーマンスや、ミス・イタリアと2016年ミスユニバース日本代表の中沢沙理さんのトークショーなどが行われました。


本来は1回だけの予定でしたが、2日間で50,000人が来場するなど好評でだったため、今年も開催されることになったもの。第2回となる今年はリオパラリンピック車いすフェンシング、フルーレ個人金メダリストのベアトリーチェ・ヴィオ(BEBE VIO)さんがスペシャルゲストとして参加。「日本人がイタリアに持つ楽しい、おいしい、美しいイメージにだけでなく、スポーツや社会的責任、男女平等なども紹介します」(在日イタリア商工会議所)。


会場となるのは大屋根プラザ、66プラザ、ヒルズカフェスペース、ウェストウォーク。車やファッションなどのイタリアブランドの展示や、イタリア料理やドリンクの販売と試食はもちろん、トークショーやライブも開催。イタリアでも人気の作家吉本ばななさんのトークショー、イタリアを代表する女性ボーカリストであるアリーサ(ARISA)さんのライブ、土屋アンナさんのトークショーや土屋さんとアリーサさんのパフォーマンス、ベアトリーチェ・ヴィオさんと2008年北京オリンピックフェンシングフルーレ個人銀メダリスト太田雄貴さんの対談などが行われます。


入場料は無料(1部有料のコンテンツあり)。

 


 

 

モトヒロ タンジ(Motohiro Tanji)2017/2018年秋冬コレクション

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モトヒロ タンジ(Motohiro Tanji)2017/2018年秋冬コレクション  逆さ富士のようなデザイン
アマゾン ファッション ウィーク東京2017/2018年秋冬(Amazon Fashion Week TOKYO2017AW)
モトヒロ タンジ(Motohiro Tanji)2017/2018年秋冬コレクションのテーマは「リフレクト・イン・ザ・ウォーター(Reflect in the water)=上下対称。1年ぶりのショートなった今シーズンは、逆さ富士のような水面に映る自然物、多種多様な要素の組み合わせを提案した。
 
1年前にも登場したモトヒロ タンジらしい、あの岡本太郎が美術的な価値を発見したとも言われる縄文土器を彷彿(ほうふつ)とさせる立体的なニットとデニムのコーディネート、3Dニットとデニムのドッキング。80年代にもあったニットの上に小さなニットの服を乗せたデザインは逆さ富士のようになっている。

逆さ富士のような発想は、80年代にジョン・ガリアーノ(JOHN GALLIANO)が発表した逆さまの服から最近のアンリアレイジ(ANREALAGE)やビューティフル ピープル(beautiful people)まで、これまでも繰り返し登場しているもの。ヴェトモン(VETEMENTS)やコーシェ(KOCHE)が注目され、若手デザイナーにとって80年代や90年代が既にヴィンテージや古着となる中で、モトヒロ タンジの特徴であるニットと逆さまの服や相反する素材の組み合わせの共存とバランスが今ということなのだろう。

ニットブランドであるため、今後も当面は3月の秋冬コレクションはショー、10月の春夏コレクションは展示会形式で作品を発表するというモトヒロ タンジ。異常気象などを考えればニットとデニムのドッキングは販売されないというが、ニットに集中するのかトータルブランドにするのかなど、今後のコレクションも注目されそうだ。
 

アトモス ミーツ バーニーズ ニューヨークオープン

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アトモス ミーツ バーニーズ ニューヨーク(ATMOS MEETS BARNEYS NEW YORK)バーニーズニューヨーク新宿店にオープン
テクストトレーディングカンパニーは4月22日、バーニーズニューヨーク新宿店2階に「アトモス ミーツ バーニーズ ニューヨーク(ATMOS MEETS BARNEYS NEW YORK)」をオープンした。前日の21日にはオープンに先駆けてオープニングレセプションを行った。
 
今回オープンしたのはスニーカーショップのアトモス(atmos)とバーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)のコラボレーションによる新業態「アトモス ミーツ バーニーズ ニューヨーク」の常設店舗となるもの。アトモスがセレクトした限定スニーカーやコラボレーションアイテム、最新作を始め、オープンに当たりアトモス ミーツ バーニーズ ニューヨーク限定のアパレルも登場している。
 
レセプションでは世界観と限定アイテムをいち早く紹介するとともに、アトモスがこれまで販売してきた限定スニーカーの展示、DJ HALによるDJなども行われた。
 

ボンベイ・サファイヤ5月7日まで、渋谷キャストに無料のデジタルアートバーオープン

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ボンベイ・サファイヤがゴールデンウィーク限定デジタルアートバーFlavour Journey Express by BOMBAY SAPPHIREオープン
 
5月3日から5月7日まで、渋谷キャスト1階のGF多目的スペースに、世界売り上げ1位のプレミアム・ジン「ボンベイ・サファイヤ」のジントニックと世界観を楽しむことができる無料のデジタルアートバー「Flavour Journey Express by BOMBAY SAPPHIRE ~香りを愉(たの)しむ列車の旅~」がオープンしている。
4月28日に開業した渋谷キャストで開催される初のイベントとなる「Flavour Journey Express by BOMBAY SAPPHIRE ~香りを愉(たの)しむ列車の旅~」は「酒離れが進む中で酒の楽しさやボンベイ・サファイヤの魅力」(バカルディジャパン)をアピールするためにゴールデンウィークでオープンしたもの。
通常のジンが香りを付けるために4~5種類のボタニカル(香料植物)しか使わないのに対して、世界各地から厳選した10種類のボタニカルを使用した深く華やかな香りと味わいが魅力の「ボンベイ・サファイヤ」。期間中は、「ボンベイ・サファイヤ」のブランドカラーであるブルーの特別列車をイメージしたバースペースで、プレミアムカクテルを1人1杯無料で提供。バーの奥にある植物園をイメージしたラウンジスペース「ボタニカル・ガーデン」には、アメリカのNHL(ナショナルホッケーリーグ)などを手がけた、デジタルアート集団「CHAMPAGNE CLUB SANDWICH」による、光と音を駆使したデジタルインスタレーションやプロジェクションマッピングが広がり、テーブルに手をかざすと映像や光、音が変化するとともに、10種類のボタニカルや電車が現れ、香りの旅を楽しむことができる。そのほか、ハッシュタグを付けてSNSに投稿すると、先着で「ボンベイ・サファイヤ」(50ミリリットル)がプレゼントされる。
また、前日に行われたメディア発表会にはジンと香り代表ということから、陣内智則さんと泉里香さんが「ボンベイ・サファイヤ」のイメージカラーであるブルーのスーツと透ける素材のドレスで登場。毎日酒を飲むという陣内さんは「みんなが焼酎なんかを飲む中で、これからはおしゃれな感じでジントニックを飲みたい」、泉さんは「太らないお酒なので飲みたいし、テーブルを触ってレモンを見ていたらスペインに行きたくなりました」と話した。
 
 

ジュンコ シマダ(JUNKO SHIMADA)2017/2018年秋冬コレクション

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ジュンコ シマダ(JUNKO SHIMADA)2017/2018年秋冬コレクション
2017/2018年秋冬パリコレクション
 
  バレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)でモデルを使ったプレゼンテーション形式のコレクションを行ったジュンコ シマダ(JUNKO SHIMADA)。
 「コンテナに積み込まれて、新しいコレクションを身にまとった人形たちが“パレ・ド・トーキョー”に到着。楽しいコントラストのコレクションは、Day&Night、Long&Short、Hot&Cold、Matte&Shiny、Cool&The Chic、The City&The Countryside、The Simple&The Rich、、、大好きな野生の草花とバラのブーケのような組み合わせ"パレ・ド・トーキョー"でのこの短い滞在を経て、ニューヨーク、ブルターニュに向かうために、またパッキンされるのです」という今シーズン。
 72回目の今回は、日本的な表現で言えば白、肌色、黒のマスクで顔を隠したモデルたちは、ヘビのモチーフやヘビの鱗(うろこ)、それらを連想させるプリーツ、花の刺しゅうなどをマニッシュなコートやジャケット、ワンピース、スカートなどのアイテムの上に重ねる。美しさと陰影。透ける素材の上に刺青(いれずみ)のように描かれる花が美しい。
 1年前の70回目の記念となるコレクションでは島田順子自身が好きなチェックなど、原点に戻ったかのようにトラディショナルなものに集中し、前回は浦島太郎のお話やタイとヒラメが舞い踊る歌そのもののようなモチーフなど、竜宮城を思わせるコレクションを見せたジュンコ シマダ。
 今回はデザイナーが、再び女の子に戻り、お人形遊びや着せ替え人形のように自分の作った服を着せるところから始めようとしているようにも見えた。
 80年代、90年代が一周回って新しいヴィンテージとなり、ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)がメンズを中心に再評価されるとともに、ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催されているコム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)の展覧会が、世界から注目を集めている今。80年代の東京をリードし、試行錯誤を経て好きなものに戻ったジュンコ シマダが次にどんなコレクションを見せてくれるのか。楽しみだ。
 

第1回「IFF MAGIC JAPAN」開催ソマルタ、キノ、キューンなども参加

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第1回「IFF MAGIC JAPAN」開催ソマルタ、キノ、キューンなども参加
 
第1回「IFF MAGIC JAPAN」(主催=繊研新聞、UBM Japan)が4月26日から28日まで東京ビッグサイトで開催された。これまで34回開催されたJFW-IFF(JFW-インターナショナルファッションフェア)と世界最大規模のアメリカの合同展示会MAGICが業務提携した。初めての開催となる今回は700社が出展した。
 
黒を基調とした会場や日本の注目デザイナーと世界の有力バイヤーとのマッチング、ファッション雑誌やWebメディア、ブロガー、モデルを使ったPRなど、ファッション性や従来のJFW-IFFとの違いを強調した。日本からも東京コレクション=現在のアマゾン ファッション ウィーク東京(Amazon Fashion Week TOKYO)に参加したことのあるブランドも出展したが、イメージチェンジやマッチングについては、まずは予想以上だったようだ。
 
廣川玉枝さんがデザインするソマルタ(SOMARTA)は、海外バイヤーとの商談ができるチャンスとして参加。エディットゾーンに出展し、トーキョーアイなど海外での展示会同様に、無縫製ニットを中心にしながら、刺しゅうを使ったものなど2017/2018年秋冬コレクションの中でも特徴的なものをピックアップして紹介。パリのセレクトショップ「メルシー」を始め、アメリカ、イギリス、フランス、香港、中国など20社近くのバイヤーと商談することができた。
 
かつては東京コレクションでもショーを行っていたキノ(KINO)。2017/2018年秋冬コレクションのレディースとメンズ両方を展示。リバティ、メルシーなど、8社と商談したが、「特にメンズコレクションがよかったと」石川智恵さん。
 
また、目玉モチーフやバルサンなどのモチーフを使ったインスタレーションで東京コレクションに衝撃を与えたこともある、あのキューン(CUNE)も海外バイヤーと商談するために参加。インパクトを出すためにウサギのモチーフや目玉を使ったデニムのボトムスだけを展示したが、4社と話すことができたという。
 
「01」をテーマにした今回。名刺代わりの第1回で、バイヤーとのマッチングから会場のムード、さらにはパーティの雰囲気まで、これまでのIFFとの違いと84年の歴史やネットワークを見せつけた。「IFF MAGIC JAPANじゃなく、MAGIC JAPANみたい」という声も聞こえる中で、JFW-IFFが黒船に対抗する次の一手を打てるのか、それともMAGICが次も今回以上のものを見せられるのか。本当の勝負となる9月26日から28日に開催される第2回「IFF MAGIC JAPAN」が注目される。

ミントデザインズ(mintdesigns)2017/2018年秋冬コレクション

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ミントデザインズ2017/2018年秋冬コレクションmintdesigns2017/2018AW

アマゾン ファッション ウィーク東京(Amazon Fashion Week TOKYO 2017/2018AW)

ミントデザインズ(mintdesigns)2017/2018年秋冬コレクションのテーマは「She is so British...」。モデルを使ったインスタレーション形式でコレクションを発表した今シーズン。観客はミントデザインズ青山の店内で行われるプレゼンテーションを外からウインドウ越しに見る。


登場したのはテーマにふさわしいチェックやバラのモチーフを使ったデザインや、90年代を思い出させる室内装飾や家具のようなムードのデザイン。そこにハイテク素材やレイヤード、柄の上に柄物の透ける素材を重ねることで生まれる3D効果など日本的な要素をミックスし、ミントらしく仕上げている。イギリスの伝統的素材からのインスピレーションは今シーズンのトレンドのひとつだが、ムードは未来的で、飽くまで軽い。


80年代を彷彿(ほうふつ)とさせる、むき出しで、未完成のような店内の雰囲気やガラス越しに見る遊んでいるような演出などもミントデザインズらしさを強調しているよう。イギリスと日本、伝統と未来、コレクションとストリートの共存。「She is so British...」であると同時に「She is so mintdesigns...」と呼べそうなコレクション。

 

 
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シチズン フラッグシップストア 東京がギンザ シックスにオープン

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シチズン フラッグシップストア 東京(CITIZEN FLAGSHIP STORE TOKYO)がギンザ シックスにオープン
シチズン時計は、4月20日に開業したギンザ シックス(GINZA SIX)1階に、旗艦店「シチズン フラッグシップストア 東京(CITIZEN FLAGSHIP STORE TOKYO)」をオープンした。東京都中央区銀座6-10-1。店舗面積は約300平方メートル。シチズン(CITIZEN)ブランドを中心に、アルピナ(Alpina)、アーノルド & サン(Arnold & Son)、ブローバ(BULOVA)、カンパノラ(CAMPANOLA)、フレデリック・コンスタント(Frederique Constant)などシチズンウオッチ グループの主要ブランドが揃(そろ)っている。

銀座・三原通りに面するシチズン フラッグシップストア 東京はシチズンウオッチグループの魅力をひとつの場所で体験できる世界で初めてのフラッグシップストアとなるもの。居心地の良い時を感じる場所をコンセプトにした同店では限定商品を展開するほか、アーノルド & サンのブティックを併設。また、外国語を話すことができるスタッフも常駐している。店内奥には時計の修理工房も設置している。 

レセプションパーティにはシチズンウオッチグループの各ブランドのマネージャーが本国から来日。シチズン時計の戸倉敏夫社長は「世界中から集まる、様々な国の人たちにシチズンウオッチグループの時計の魅力を知ってもらい、ファンを増やすための拠点にしたい」と話した。
 
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